2007年11月25日 (日)

落語会&「ちりとてちん」出演者トークショー

落語会&「ちりとてちん」出演者トークショー
落語会&「ちりとてちん」出演者トークショー
落語会&「ちりとてちん」出演者トークショー
落語会&「ちりとてちん」出演者トークショー
落語会&「ちりとてちん」出演者トークショー

 11月24日午後3時半から鯖江市民ホールつつじ2階で、さばえもみじまつり記念で、落語会&「ちりとてちん」出演者のトークショーが開催された。

 入場者数を150人で想定していたが観客が多く、立見も含めて230人を超える盛況ぶり。最近の落語ブームとNHK朝ドラの威力を痛感した次第。

 さて、落語は笑福亭松喬、笑福亭生喬の二人。まず松喬の三番弟子、生喬が落語は今から約350年前にできたこと、座敷で少人数のお侍に話す江戸落語と神社の境内で大勢の町人に話す上方落語の違い、衣装が着物なのは落語ができた当時は着物であったこと、男女兼用でいろんな役柄を演ずることができることがその理由と面白おかしく説明してくれた。また、落語の小道具とその役割の説明があり、落語がはじめてという人へのガイダンスという感じ。

 落語の演目は『時うどん』。うどんの食べる様子が目に浮かぶ。うどんの代金十六文に一文足りず、代金支払いの際に小銭だからということで、「一つ、二つ、……七つ、八つ」と数え、「うどんや、今いつどきだい」と聞き、うどんやが「九つでございます」と答えたあとに、銭勘定を再開し、「十、十一、……十五、十六」と一文ごまかす噺だ。二匹目のどじょうをと昨夜の相棒が別のうどん屋にトライするが、店の主人の答えが「五つ」だったので、今度は三文損したという。これは皆さん、聞いたことのある人も多いはず。

 次は師匠の松喬。仁鶴が兄弟子で、鶴瓶が弟弟子。ご自分の弟子は7人、孫弟子は3人で、都合10人の弟子がいるそうだ。三年間弟子がどんなに儲かっても一切お金を貰わず食べさせていくとのこと。弟子も兄弟子、弟弟子が同時期にいればいいが、卒業してから新弟子が入ってくることが多く、一から教えるのが大変とのこと。

 また言葉について、京都弁といっても舞妓さんのは京ことば。大阪弁といっても、落語家のは浪花ことばで、船場の商人が話していたので優しい言葉遣いだそうだ。あとは地方の言葉遣いの違いで面白いことになってしまうという話の紹介。例えば、長崎では返事は「ない」。これを知らない他県の人が食堂に入ったら大変。客「カレーライスください」、店「ない」。ないなら別のものをと、客「親子丼ください」、店「ない」、ないならこれはあるだろうと、客「御飯と味噌汁ください」、店「ない」、仕方なく、、客「ほんな、帰りますわ」、店「お待ち遠うさんでした」と注文の品を全部出して来るという話。このような内容は文章で概略を書いてもたいして面白くないが、そこは話術の達人、とにかく面白い。

 落語の演目は『崇徳院』。大だなの若旦那が高津さんに行って横の茶店でお茶していると、水も垂る、大だなの娘が入って来て、一目見てお互い恋に落ちる。娘のお供が早く帰ろうと催促して帰った後、若旦那が忘れ物に気が付いて、娘を呼び止めて、忘れ物を手渡しする。娘は、若旦那に「瀬を早み 岩にせかるる 滝川の」と上の句だけ書いて、下の句の「われても すゑに逢はむとぞ思う」を省略したりょうしを渡す。両者は住所、氏名の交換もせず、別れので、連絡も叶わず、恋患いになり、日に日に衰弱。若旦那の父親が見るに見かねて、新家の人に原因を聞き出してもらい、娘さんを捜し出してもらうというもの。手掛かりは崇徳院の歌しかなく、「瀬を早み…」と大声で人の集まるところで歌いながら捜し、とうとう期限の日に娘の父親の依頼を受けて若旦那を捜そうとする人と偶然遭遇するというハッピーエンドの噺だ。

 トークショーの方は、徒然亭四草役の加藤虎ノ介さんと喜代美の親友で魚屋食堂の一人娘、野口順子役の宮嶋麻衣さん。

 宮嶋さんは岐阜県出身で、自身は本当はB子のような性格。マイナス思考で「すみません」が口癖だそうだ。そういう自分だから、B子にこういう風に言ってあげたいという気持ちで演じているとのこと。陰で地道にやって行くのが好きで、この間まで新聞配達もしていたとのこと。  

 魚屋食堂の中はNHK大阪のスタジオのセットで、小道具も含めて非常にこっており、トイレの案内まで魚のデザイン。店の外は、実際の小浜の商店街の風景との裏話も。お父さん役は敦賀出身のクガさんで、福井弁を教えてもらったり、飲みにもよく連れて行ってもらうとのこと。テレビでは普通のお嬢さんだが、実際にみると、本当の美人。ん、そうなんだ、流石に女優。

 加藤さんは大阪府出身、福井に来るのは、11月15日に小浜での撮影の中打上げに、当地での収録がないにもかかわらず、大阪での収録が終わった後、車で駆け付けたのが初。今回の鯖江市が二回目。

 自分が演ずる四草は、不器用で人間関係をきちんと作れない。いい人間関係を欲しているのに、どうして良いのか分からない。ずる賢いに憧れを抱いていると分析。本名も年齢も分からない謎の人物とのこと。また自分も草々も落語は初めてで、てこずっているのだそうだ。実際の生活でも、四人の弟子は一緒に食べて、飲んでいる。そこに寝床の夫婦とその常連の散髪屋、仏壇屋が一緒に行動する。ふ〜ん、役者さんて仲良くなるはずだ。あと、このドラマ、台本が上手く出来ており、ストレートに楽しんで欲しいとのことであった。最後に、四草は年を経て少しずつ、成長するかも、との謎の言葉を残して締めとなった。

 今回、落語を生で聞くことができ、また「ちりとてちん」の裏話も聞けて、大変楽しいひとときを過ごせた。落語の要約などは自分の頭の中のものを自分なりに整理したもので、不正確な部分、誤りもあるかも知れませんので、ご了承ねがいます。盛り沢山な内容で終了時刻も午後5時15分にずれ、今回の記念にと、ちりとてちんの若狭塗箸を購入して、鼻歌混じりに帰路につく。

2007年10月25日 (木)

朱蒙(チュモン)益々面白く

 10月24日は朱蒙(チュモン)の第27話。待ちに待ったこの1週間であった。 実は、レンタルビデオ屋さんの2週間に1度の次回2話分のDVDの貸出し開始を待つのが待ち遠し過ぎて、8月下旬からCATVの契約をアナログからデジタルに変更し、BSデジタルのフジテレビ8チャンネルを見れるようにしたのだ。

  このドラマは見る度に益々面白くなっていく。チャングムの誓いでチェ女官長を演じたキョン・ミリ王妃の演技が壷にはまっている。出自が良く、高貴さはあるが、我が儘。クムワ王との関係が上手くいかず、また王が実子の王子に厳しく当たるのは、側室のユファとその子のチュモンのせいと両者を妬み、怨む様は現代でも同様なシッチュエーションでは十分考えられるプロットだ。彼女の妬み、怨みの時の表情が素晴らしい!

 商団の長ヨンタバルの娘、ソソノ役のハン・ヘジンが、これまた、実にいい。気品があって、気が強いが、好きになったチュモンにだけ時折見せる、はにかむ様な表情が最高!

 とにかく、このドラマは、複雑に絡み合い交錯する人間模様が面白いのだ。加えて、過去の日韓の不幸な関係が原因で朝鮮の情報が欠乏しており、昔のことも含め、また日常生活レベルの内容も含め、朝鮮のことが非常に新鮮に映ること、さらには本音で語り、行動したいと思う日本人が増えて来ており、感情をさらけ出す感じの韓国人の行動が支持されていることが、韓国ドラマが日本でウケル理由でなかろうか。

 韓国で歴代トップとなる35週間視聴率一位を記録し、「冬のソナタ」「チャングムの誓い」を超えたといわれるこのドラマ、益々目が離せない。

2007年8月18日 (土)

朱蒙にはまりそう

   BSフジでは放送されているそうだが、福井ではDVDが出るまでまたねばならない。二週間の『行』という感じ。

 韓国のドラマは、貧富の差、高貴と野卑のアンバランス、厳しい尊属意識をベースに、オーバーアクションで話が展開し、勧善懲悪や男女の三角・四角関係の中でハッピーエンドで終わるという、人間の感情にとっておさまりのいい、分かりやすいプロットが受けている理由と自分なりに結論している。

 日本の最近のドラマは、あまりに独自性や芸術性、スマートさにこだわり、おまけにテンポが早かったり、複数の伏線が同時に、あるいはクロスして進んでいくため、また結論が必ずしもハッピーエンドでないことから、視聴者からソツポを向かれているのでないか。

 寄り道が過ぎましたが、嫁さんからは韓流メロドラマを一緒に見ることを禁じられています。自分で借りる勇気もなく、勢い差し障りのない時代劇を見ることになります。

 数年前にはまった宮廷女官「チヤングムの誓い」に続き、現在朱蒙にはまっています。これは韓国の時代劇ドラマがすぐれているのではなく、私が日本の時代劇に多少飽きてしまったことが原因のひとつかと思っています。あと、韓国の場合は、泥くさいのがいいのかも知れません。土曜日の朝早く、四巻の第二話を見る予定です。